ダーリー・ダイアリー

僕だから書けること

新しいことに効率的に取り組むための4つのステップ

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僕は興味の沸いたことなら、すぐに取り組む方だ。だが、人より終わらせるのが早いかと聞かれたら、あまり自信は無い。今回ブログをワードプレスからはてなに移動したのだけど、振り返ってみると効率的に取り組めていなく、反省することがあった。ブログやWeb関連は完全に趣味だからいいのかもしれないが、仕事で同じような取り組み方をずっとしているわけにはいかない。

新しいことをやってみた時は自分の効率にがっかりして、毎回同じような反省をしていると思う。しかしだからこそ問題が見えてきた。今日は将来、また新しいことを始める自分のために覚書きを書いておく。

新しいことを始めるときに徹底するべき4つのステップ

この種の話しは問題解決の方法だと思うのだけど、ググってみるとロジカルシンキングやら、ましてはフレームワークなどのテクニック的な話しばかりでてくる。もちろん、ロジカルに考えることは必要だけど、そこでつまづいているのでは無い。

僕の場合問題は、最初から最後まで冷静に考えることができていないことだ。最初に簡単に進んでしまうと、楽しくなり休憩もとらず覚醒してしまって気づけばバグや問題を作っている。難しい問題にぶつかった時は、ストレスが溜まり本来の能力を使い果たせなくなっている。

だからこそ、この4つ基本ステップを徹底をすることが重要だ。

1.問題、目的を理解する
2.目的までのステップを考える
3.解決策の実行
4.休憩・目的達成のモチベーションに振り返る

1.問題、目的を理解する

まず、自分が今からやろうとしていること、人から頼まれてやらなければならないことの目的や問題を再確認する。

これは簡単なようだけど、難しい。目的に広すぎる意味を持たせてしまうと、目的を達成するのに途方がない時間と労力がかかってしまう。自分の能力でできる範囲に抑えることも重要だ。

また、目的がイメージとはズレてたり、狭すぎると、思っていたものとは違う結果になってしまったり、予期せぬトラブルがあった時に他の解決策に目がいかなかったり、最初からやり直すか諦めることになってしまう。

 

2.目的達成までの工程を考える

いきなり思ったことを始めて見るのはいいことだと思う。頭の中だけで考えたって、イメージと実際の問題は相当違うことが多い。ちょっとだけ触ってみると、よりリアルに目的達成までの難易度や道のりを感じられる。


ただ、あまり長くやるのは生産的ではない。地図も無しに突っ走るのは、ムダを生むリスクが高すぎる。現時点から目的達成までの道順を考えることが大切だ。

始めてやることなんだから、完璧で最適な方法を考えられないのは当たり前だろう。まずは大げさなくらい大まかに考えて、だんだん一つひとつの工程の解決策がイメージできるくらいまで分解していこう。

 

3.各工程の実行

一つひとつの工程を順に取り組めばいいだけなんだが、ここで見失ってしまうことが多い。なぜなら、各ステップをやるごとに自分が今までに知りえなかった情報がどんどん入ってくるからだ。それで自分のプランが不安になって、他のことを先にやってしまったり、悩んでしまったりする。もちろん根本的な大きい問題がプランや目的にあることを発見したら、1や2に戻って再検討することだろう。

しかし、ちょっとした問題や向上点だったら、それに惑わされて非効率になってしまうう必要は無い。今のステップに集中する方が大切だ。しかし、せっかく出てきた情報をムダにはしたくない心境になってしまう。

そこで約に立つのがメモ帳やチェックリストだ。とりあえず入った情報はメモをする程度にしよう。こんな簡単なことができないことが本当に多い。

 

また、工程が難しすぎて、止まってしまうことがある。そんな時はその工程の問題定義や解き方を考え直し、サブ工程に分けて考える。つまり、この記事に書いている基本の4ステップをもう一度やればいいだけだ。どんなに小さいと思われる問題でも、冷静に考え続けられるようにこの4ステップのルールに従う。

 

4.休憩・目的達成のモチベーションを維持する

新しいことをするのは凄く楽しいことだ。特にうまく進んでいる時は、新しいのにうまくやってる自分に酔ってしまう。しかし、そこに罠がある。楽しんで脳が覚醒してしまうと、休むことを忘れ絶対にいつか冷静な判断ができなくなる。

難しいことに直面した時も同じような境遇に合ってしまう。難しくって何も分からないけど、終わらせなくてはいけないプレッシャーに負けて休むことを忘れてしまう。グーグル検索でムダに時間を過ごしてしまう。

一番最悪なのが徹夜だ。あと1時間で終わると思っていても、未経験のことをやっているんだからその予想は間違っていることはかなりある。そこで長引かせてしまって、徹夜なんてすると、次の日に冷静な判断ができなくなってしまい悪循環に入りだす。

だから新しいことを始めるには、休憩を忘れないことがとても重要だ。休憩は一定間隔の時間で入れた方がいい。上にも書いたように、新しいことなんだから、「このステップが終わったら休憩」、なんて考えてもそのステップがあとどのくらいで終わるのか予想はアテにならない。1時間やったら5分は休むなど、タイマーを用意して休憩の時間を確保することを厳守する。

また、休憩は自分を客観的に観察するいいチャンスだ。今やっていることはステップから外れている余分なことではないか、優先順位の低い細かすぎるようなことをしていないか、などが見直せる。

目的達成へのモチベーションを維持することを意識して、ポジティブな気持ちで休憩をとることにしよう。