料理しながら英語も勉強できるオススメのYoutube動画
このブログでは英語学習の話も今後まとめようと思ってます。最初は僕も英語が全然できなくって、けど海外に暮らしてみたかったからたくさん勉強して、留学して、それでも英語の壁にぶち当たったんだけど、今では卒業してそのままヨーロッパで働いてます。3年ほど前からはフランス語も勉強してちょっとは仕事できるくらいになったから、語学学習のコツっていうのはなんとなく自分なりに掴んで来た気がします。
けど、まとめるのは時間がかかるし、いろいろと考察しなくてはならないのでそれは今後のおたのしみ(笑)
言語学習で重要なのはとにかく聞いて聞いて聞きまくり、話して話して話しまくること。それで、実用的なフレーズをとにかく覚える。赤ちゃんが言葉を覚えるのと一緒ですよね。
ただ、日本にいると英語の機会に触れるのって難しい人も多いんじゃないかなと思います。だから僕はよく友達に、とにかく英語で映画や海外ドラマを見ろ、って言ってます。僕の英語力は、人気ドラマ「ブレーキング・バッド」全シリーズ英語字幕で観たことで相当アップしたと思います。けど、みんなやりません。1時間も英語の動画見るのって、ハードル高くて続かないですよね。
けど、5分でもいいから英語に毎日触れることは必要です!
だから、今日は僕のオススメ、めっちゃ面白いYouTubeの料理番組、Foodtubeを紹介します!!
Foodtubeって?
ジェイミー・オリバーというイギリスの人気シェフの始めたYoutube上の料理番組。BBCの「裸のシェフ」で大ヒット。イギリス・アメリカ・カナダなど全世界で大人気の料理人。その魅力は彼のユーモアあふれるトーク力。料理を分かりやすく、表現力豊かに説明するのはもちろんのこと、見ていて聞いててめっちゃ面白い。料理しない人だって、彼を見るために料理番組を見ちゃうほどです。彼の英語を聞いてれば、イーストロンドンのかっこいいイングリッシュが身についちゃうかも。
Foodtubeはジェイミーや、彼の友達の実力派シェフ達を集めて作った料理番組。しかもみんな楽しく料理を教えてくれる。世界中の料理を楽しく学ぶことができる番組です。
なんでFoodtubeが英語学習にいいの?
動画は一本だいたい5から10分くらい。だから飽きずに勉強できます。肝心の英語は誰でも分かりやすい表現で、難しい話なんてありあません。最初は英語が速く感じるかもしれないけど、動画を見てればどんな内容を話しているか理解できる。それが言語学習で重要なんです。
料理の表現はパターン化されているから、何度も見ていれば自然と表現を覚えられます。YouTubeの字幕機能で、英語字幕を見ながら勉強すればどんどん入ってきます。
そして何より料理が魅力的!イギリスで人気レストランも開いているジェイミーが料理の基本や、斬新なアイディアを教えてくれるのでとっても楽しい。料理のレベルも上がるし、英語力もアップ!
しかも、料理の話って誰でもしますよね?みんなでレストラン行って、「おいしい?」「ベリーグッド!」とか言ってるだけの会話じゃ盛り上がらないですよね。ジェイミーは美味しいだけでも、「ラブリー!(lovely)」だとか、「完全にゴージャス!(Absolutely gorgeous)」だとか、いろんな表現を教えてくれます。(え、訳になってないって?こんくらいゆるく勉強したって問題ないですよ!)。
あと料理の英語って、かき混ぜる(mix ~ up)、つぶす(squash)、保つ(preserve) などなど、料理以外にも使える実用的な表現を覚えることができるのでとても実用的です。
とりあえず1本ビデオを紹介しましょう!
簡単なトマトサラダから始めましょう!料理としては簡単すぎですね(笑)
YouTubeでは右下のCCのボタンを押せば、字幕がでます。
Today, We’re going to do the ultimate tomato salad.
-今日ボクたちが作るのは究極のトマトサラダです!
You could fold it through a lovely omelette, you could put it through a risotto.
- ラブリーなオムレツに入れてもいいし、リゾットにも入れることができますよ!
*couldはcanの過去形だけど、~しましょうか?みたいな丁寧な表現にも使える。さすが英国紳士のジェイミー。しっかり使ってますね!
(So it begins with the tomatoes obviously. You know plums and the traditional reds) are the more usual fair, but if you look down the farmers markets and good super markets.
- 当たり前だけど、トマトから始まります。赤紫色や赤色のトマトは普通ですよね。だけどもし、農家の直売所やいいスーパーに行ったら…
you will see a whole range of beautifulness. Look at that, look at the colours.
- 全ての色の美しさが見つかります!見てよこれ、この色達を見てよ!
(ビューッィフルネス(笑) tを発音しない感じが、イーストロンドンのワーキングクラスの英語らしい)
So this is a very, very exciting little world.
- だからトマトって、とってもエクサイティングなリトルワールドなんだよね!
(ルー大柴みたいな訳になっちゃいましたねw けど日本語にしっかり置き換えることなんて忘れて、そのまんまジェイミーの英語を感じ取りましょう!そっちの方が英語に慣れやすいです。)
~中略
There is an important ingredient really makes it the very best it can be
-トマトを本当にベストの状態にする、とっても大事な材料があります。
and that’s Mr.Salt. So, we’re gonna put them into a bowl.
それは、ミスターソルトさん。ボールに入れましょう。
Season from a height not because we wanna look cool, but because we want to get an even seasoning of the salt. Give hem a little toss as you go.
-高い位置から味付けを(season)しましょう。かっこよく見せるためじゃないですよ。塩の味をしっかりつけたいからです。同時にちょっとトス(toss, 皿を振って、塩とトマトをあえる)しましょう。
(中略)
I wanna put a little of acid in there, now you can go vinegar or you can go lemon juice -ここに酸味を入れたいんですが、お酢でもいけますし、レモンジュースでもいけますよ。(「go」は便利で、日本語の「〜といけます」みたく使えますよ。)
whatever you fancy.
-なんでも君たちが好きなのでいいですよ。(fancy, 好むは、wantみたく使えます。ちょっとオシャレに聞こえますね!)
So I’ll put a little lemon in there and that’s just to balance the oil… I’m about to put in.
-じゃあ、僕はちょっとのレモンを加えますね。これはオイルとバランスさせるため。(オイルも)これからいれるところだからね。(I’m about to~ ; これから~するところ)
後略
みたいな感じです。結構簡単でしょ?え、難しいって?けど、トマトサラダの作り方はなんとなく分かりましたよね?それが大事。たくさんのビデオを見ることで、だんだん理解できるようになりますよ。
それと、気になるフレーズとか単語があったら、辞書で調べるのはいいことだけど、全部調べる必要はありませんからね。全体の内容を理解して、英語に慣れていくだけで十分です。
カクテルチューブなんてのもありますよ。お酒好きにはたまらない!
料理なんてしないって?じゃあカクテルはどうですか?本格的なカクテルは美味しいですし、自分で作ったら楽しいですよ!
忘れちゃいけない、アマルフィのおっちゃん!ジェナーロ!
Foodtubeで1番人気の料理人がこのおっちゃん、イタリアのアマルフィ出身のジェナーロです!
イタリアとイギリス訛りがまざったなんともいえないチャーミングな話し方。イタリア人の話す英語って、ゆっくりだし日本人にはすごく分かりやすいです。そしてさすがイッターリア出身、愉快に本格的なイタリア料理を教えてくれます。どの料理もすごく魅力的。僕の最近作るイタリアンのレシピは全部この人から来てます。
まとめ
以上、Foodtube紹介しました。大切なことは継続すること。Foodtubeじゃなくても、自分の気に入った英語の動画を毎日見るのが大切です。そして実用的なフレーズに出会ったら、何度もリピートして、すぐに使えるように練習して下さい。
僕は料理が趣味なのでFoodtubeをすごく楽しんで見ています。みなさんも、ハマるYoutube動画を探してみて下さい。