北米では”くしゃみ”は手で覆わない
この前カナダ人の女の子が、
「なんでフランス人ってくしゃみを手で受けるんだろ!きったなーい。」
なんて言ってて驚いた。
確かに、フランスでは毎日同僚や友達と全員握手するから手が清潔なのは公衆衛生のために大切だと思う。あと、トイレの後とかもしっかり手を洗うようにしてた。(認めよう、日本では毎回手を洗ってなかったと思う。)
たまに、トイレで手を洗わないで出ていくフランス人もいるけど、あれはどうなのかな?握手しなきゃいけないこっちとしては、最悪だよね。まあトイレ一緒に行くまでは気づかないけどさ。
けど、手で覆わないんならどうするの?って思ったから、聞いてみた。
北米では腕やヒジにくしゃみを受けるのがマナーらしい。僕たちが学校や親から、くしゃみするときは手で口を覆いなさい、って教えられるように、カナダでは学校で腕や肘で口を覆うように習うんだと。
なるほどーって思った。何も覆わなければ、病原体が口から数メートルも飛び散るらしいし、手を使えば握手とかでの接触感染が起こる。それが腕ならね、腕が他のものに触れることも、触られることもほとんど無いから、すごく効果的なんだろうなって。
日本人は握手しないからおっけ~、なんて考えてる人もネットで見たらいた。いや、ダメでしょ。電車の吊革だとか、ドアノブだとか、手で触れるところはいっぱいある。やっぱり腕を使いましょう。
けどね、やっぱり一番いいのはマスクとかティッシュを使うことだよね。準備できなかった人は手じゃなくて腕を使おう。
日本の小学校でも今ではこんなこと教えてるのかな?